「ずる賢い」の例え話・慣用句・ことわざ・四字熟語
「ずる賢い」の例え話・慣用句・ことわざ・四字熟語
「ずる賢い」の例え話
ずる賢いとは、信長に謀反を起こした明智光秀に対して、その後天下をとった豊臣秀吉のようなこと。敗者からみた勝者はだいたいずる賢く映るものです。
ずる賢いとは、出世上手な人が忖度や根回しがうまいように、状況把握能力と行動力の高さだとも言える。
ずる賢いとは、正直に真面目にがんばる人に対して、要領よく近道する術を身に着けている人のことです。
ずる賢いを動物に例えると、化けて人を騙す「キツネ」や「たぬき」のようだと例えられます。
「ずる賢い」の類語
悪知恵が働く
腹黒い
こざかしい
小利口
狡猾(こうかつ)
計算高い
狡い(こすい)
「ずる賢い」の慣用句
手玉に取る
【意味】人を思いのままに操ること
「ずる賢い」のことわざ
憎まれっ子世にはばかる
【意味】人に憎まれるような者が、かえって世間では幅をきかせる
「ずる賢い」の四字熟語
「海千山千」
うみせんやません
【意味】世間の経験を積み、ものの裏面まで知りぬいて悪賢いこと。したたか者。
「軽薄才子」
けいはくさいし
【意味】態度や行動が軽々しく、自分の利益のために上辺だけ合わせる調子のいい人。
「狡兎三窟」
こうとさんくつ
【意味】ずる賢い者は用心深く、抜かりなく困難から逃れる手段を用意していることの例え。